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Past Guests

これまでにブッククラブみやづに

参加いただいたゲストの方々です

4月11日(土)
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​歴史“学”の研究と歴史を
活かしたまちづくり

稲穂 将士(いなほ・まさし)

京都府⽴丹後郷⼟資料館資料課技師(学芸員)。京都府⽴⼤学⼤学院⽂学研究科史学専攻博⼠前期課程修了。専⾨は⽇本近世史。2019 年4⽉より現職。⼤学院⽣の頃から伊根浦を主なフィールドにして、江⼾時代から明治時代初頭にかけて海沿いの村の⼈々がどのように⽣活をしていたのかを古⽂書調査や現地での聞き取りをおこなって研究している。また、2017 年からは、京都府⽂化財保護課による未指定⽂化財調査に関わり、府内各地で⽂化財調査をおこなってきている。これらの調査のなかで、⽂化財の維持・管理が困難になっている現場を多く⽬にし、今後の⽂化財のあり⽅について考えている。京都府⻑岡京市出⾝。

網野善彦『日本の歴史をよみなおす(全)』.jpg

課題図書

2019年度のゲスト

2019年4月~

1月23日(木)
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​宮津の未来設計のヒントになる

(かもしれない)データ、

こっそりお見せします。

堀啓子(ほり・けいこ)

国連大学サスティナビリティ高等研究所リサーチアシスタント。大阪大学工学研究科環境・エネルギー工学専攻修了(工学博士,2018年)。大阪大学では、地域に合った再生可能エネルギーのベストミックスを研究。現在は環境省の研究プロジェクト等に参加し、日本の社会や自然との関わりに関する将来シミュレーションを担う。演劇やアカペラなどの芸術活動の経験から、不確実な将来に関する科学的な研究結果を、アートを用いてわかりやすく伝える手法についても研究を進行中。1991年生まれ。北海道十勝出身、東京都在住。

村上敦『キロワットアワー・イズ・マネー』.jpg

課題図書

1月15日(水)
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今、持続可能な社会づくりのために

ひとりひとりにできること

松村悠子(まつむら・ゆうこ)

大阪大学経営企画オフィス・特任助教(常勤)。ドイツに本拠地をおくNGO World Future Council・訪問研究員、環境エネルギー政策研究所・特任研究員としてエネルギー政策研究に従事した経験をもつ。大学では、国立大学の経営改革についての調査研究に従事。大学外では特定非営利活動法人對馬次世代協議会理事を務め、地域素材を生かしたお土産作りや地域でのイベント企画に携わる。長崎県対馬市出身で、対馬高校在学時に原子力発電所の高レベル放射性廃棄物処分場に関する住民説明会に参加し、エネルギー政策と地域主体のまちづくりに問題関心を抱く。国際社会の提示する持続可能な社会像を日本の離島で実現することが夢で、離島地域での実践研究を行なっている。

高橋真樹『ご当地電力はじめました!』.jpg

課題図書

8月31日(土)
社交シニア

​認知症の人のこころの中は

​どうなっているのか

木村功(きむら・いさお)

30歳の時に介護の業界に入り、特別養護老人ホームにて介護職、生活相談員に就き、認知症患者と出会い、福岡大学医学部教授の山田達夫先生から認知症について基本的な知識を学ぶ。その後、滋賀県大津市にてグループホームを3軒立ち上げ大津市で認知症専門のケアを行う。また、大津市健康長寿科では、認知症コーディネータ(認知症地域支援委員、認知症連携担当者)として、大津市の認知症施策(認知症家族の支援、受診支援、認知症サポーター養成講座等の啓発活動、行方不明緊急ダイヤルの構築など)に携わる。現在は、丹後に戻り、2019年5月からマ・ルートに勤め、宮津市を中心として認知症啓発等の活動を行っている。1966年12月生まれの射手座。

佐藤眞一 認知症の人の心の中はどうなっているのか?.jpg

課題図書

7月10日(水)
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モテる?お酢やの

現場から見る”三方よし”

秋山俊朗(あきやま・としろう)

株式会社飯尾醸造・蔵人頭。現在勤務している飯尾醸造は、日本で初めて無農薬栽培米のみを原料とした酢造りを行った蔵であり、現在でも日本で唯一、米作りから酢までを自社で一貫生産している尖ったお酢屋である。社内では、原料生産者の開拓(入口)→製造部門→法人顧客担当(出口)までを守備範囲とする。企業活動そのものが、地域経済を支え貢献してきた仕組みと、そこで生まれた新しい挑戦を自身の取り組んできた非営利活動との対比の中で捉えなおそうとしている。大学時代は京都で3度留年し、ニート生活を1年経由し、2004年に宮津市にIターン。1974年横浜生まれ。

山本昌仁 近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本.jpg

課題図書

5月9日(木)
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役所と民間の役割分担

田中百(たなか・もも)

株式会社LIFULL地方創生推進部所属。元官僚。「空き家から地域に価値を仕掛ける。」をビジョンに据え、全国版空き家バンクサイトの運営や空き家活用促進を軸にした地域振興事業に参画している。限界集落の農家の娘として育ったこともあり、地域振興や農業に興味を持ち、2014年事務系総合職として農林水産省入省。土地改良事業(農地の土木整備事業)や、都市農村交流事業に関わる。2016年京都府綾部市に出向。市役所職員としてコメの生産調整や地域特産物づくりに携わる。その後、林野庁での法令企画を経験した後、公務員のままでは持続可能な集落の仕事をつくることができないと考え、現職に転職。鳥取県倉吉市出身。

明智カイト 誰でもできるロビイング入門 社会を変える技術.jpg

課題図書

2018年度のゲスト

2018年9月~2019年3月

9/15 土曜日
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「地域の豊かさに向き合う

 音楽とまちづくり」

常盤成紀(ときわ・まさのり)

一般社団法人ローンチ・パートナーズ代表理事。同社がコンセプト設計を行うアミーキティア管弦楽団などを通じ、多様な背景を持つ人々に向けてコンサートの価値をデザインする企画方法論を研究・実践し、コンサートと社会との新しい関係性を提案している。2017年からは西成区(釜ヶ崎)や兵庫県洲本市などで、コンサートとまちづくりを接続させた活動を企画。京都市地域おこし協力隊(旧京北町)、(一社)関西まちづくり協議会理事などにも従事。大阪大学大学院法学研究科博士後期課程。専門は政治思想史・音楽社会学。1990年、大阪府堺市生まれ。楽器はホルン。

山崎亮_ふるさとを元気にする仕事.jpg

課題図書

10/31 水曜日
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学なし、金なし、経験なし

―何もない私がはじめた屋台という

大人の遊び―

吉池拓磨(よしいけ・たくま)

もちより屋台店主。元々まちづくりに関心があったものの、全国各地で行われる「地域活性事業」のやり方にどうしても納得がいかず、一念発起し、手さぐりで屋台運営を開始。屋台を自作し、2018年2月から東京近郊の神社やお寺のスペースを間借りして出店する屋台には、下は小学生から上は80代まで幅広い住人が参加。昼は個人事務所のスタッフと上野アメ横魚屋の2つを掛け持ちし、夜は屋台店主に変身。「まち」は作るものではなく、そもそも自然と作り上げられたコミュニティそのものが「まち」だというのが信念。屋台を通した誰にでもできる、自由で自分勝手な大人の新しい「まち遊び」の実験中。1991年、長野県上田市生まれ。

北川フラム ひらく美術――地域と人間のつながりを取り戻す.jpg

課題図書

11/10 土曜日
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人工知能の"きほんのき"から

眺める仕事の代替可能性

林勝悟(はやし・しょうご)

京都大学大学院情報学研究科博士後期課程(個人ホームページはこちら)。2018年7月から同年10月までドイツのマックスプランク研究所で研究に従事。能動学習やバンディット問題、ベイズ最適化といった環境との作用を通して能動的に学習を行う人工知能の問題に関心がある。現在は、変化点や最大の積分値を効率的に探索する手法に関する研究に従事しているが、人工知能分野の末端に身を置く者として、世間の人工知能への期待と実際のギャップに問題意識を感じている。将来は人工知能を用いて働くことをサポートするサービスを開発したいと考えている。1992年、大阪府茨木市生まれ。姉2人妹2人の5人姉弟。

井上智洋 人工知能と経済の未来:2030年雇用大崩壊.jpg

課題図書

11/28 水曜日
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若者が見失ったアイデンティティを

地方が復活させる

矢野大地(やの・だいち)

NPO法人ひとまき代表理事。京都府立宮津高等学校出身。高知大学理学部卒業後、地方の環境の中に若者が活躍できるキーワードがあると考え、高知県の中山間地域である嶺北地域へ移住。その後、NPO法人を設立し、若者のコミュニティ形成とチャレンジできる環境整備を行う。 個人としても、メディア企画・狩猟・ブログなどの複数のナリワイを持ち、地方での暮らしの一例として活動中(twitter)。1992年、京都府生まれ。

指出一正 ぼくらは地方で幸せを見つける:ソトコト流ローカル再生論.jpg

課題図書

12/26 水曜日
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小規模事業者が見据える未来と

若者が歩むべき道

宮原浩維(みやはら・ひろゆき)

花屋の子として生まれ、幼少期よりものづくりの楽しさ、自然の力に魅せられる。大学では木造建築を専門とし、大学院卒業後、株式会社森林経済工学研究所(大学発ベンチャー企業)にて技術開発、設計、営業企画業務に携わる。同時に有限会社宮原生花店取締役として、会社運営に関わる全ての業務に携わり、小規模企業が向き合うべき課題と進むべき道、広義の意味での『ものづくり』の可能性について日々模索する。大阪大学大学院工学研究科建築工学専攻修了。1993年、岡山県倉敷市生まれ。家訓は「花には水、人には愛」。

関満博 日本の中小企業:少子高齢化時代の起業・経営・承継.jpg

課題図書

1/19 土曜日
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地方と都会、いいとこどりする

働き方とは?

松村悠太郎(まつむら・ゆうたろう)

リクルートマーケティングパートナーズでスタディサプリ進路で営業として働く。大学時代はボランティアの企画・運営を行う青山学院大学ボランティア・ステーション(現:Roote)において、2014,2015年東北部リーダー、2016年熊本プロジェクトリーダーとして活動。就職活動終了後の2016年6月からは東北の食産業の復興を目指す(一社)東の食の会にインターンとして参画。現在はリクルートで働く傍ら、学生時代の経験を活かすため、准認定ファンドレーザーの資格を取得し、非営利セクターでの活動と都会(仙台)にいながら地方(秋田)で起業・副業をするローカル副業を計画中。青山学院大学教育人間科学部教育学科卒。1995年、仙台市生まれ。宮城県仙台市在住で大谷・羽生と同じ23歳。

高橋博之 都市と地方をかきまぜる.jpg

課題図書

1/23 水曜日
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生産者と消費者が創る持続可能な

新しい漁業のあり方

銭本慧(ぜにもと・けい)

長崎大学での日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、2015年4月に対馬に移住。 2016年4月に「持続可能な水産業の実現」をミッションに合同会社フラットアワー​を設立。 これまでのたくさん獲って流通に乗せるだけという薄利多売ではなく、丁寧な処理で一匹の価値を高めて売る漁業を目指す。SNSで現場の様子を発信し、1匹1匹血抜きや神経締めなどの鮮度保持のための処理を丁寧に行い、お客様に届ける直接販売に力を入れる。東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻修了(環境学博士)。1984年、大阪府吹田市生まれ、兵庫県明石市育ち。

片野歩 日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

課題図書

2/2 土曜日
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これまでと、これからの

「コミュニティ」

トネガワハルカ

大阪の郊外出身だが小さい頃より学校に馴染めず、ほとんど「本が友達」という状態で育ったため、地元への思いというものはない。むしろ自分の置かれた場所への居辛さから旅を始めてしまい、見知らぬ地を訪ね歩くことに取り憑かれる。現在までに訪れた国は50以上にのぼる。大学卒業後、英語通訳案内士免許を取得し、現在は、通訳・翻訳・ガイドの仕事や日本語のライター・フォトグラファーなど幅広く仕事を行う。また国際開発に興味をもち、アジア経済研究所開発スクール研修生としてディプロマを取得。英国サセックス大学修了(Master of Anthropology)。1991年、大阪府生まれ。

阿部真大 地方にこもる若者たち:都会と田舎の間に出現した新しい社会.jpg

課題図書

2/20 水曜日
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「半農半Xのいま」

塩見直紀(しおみ・なおき)

カタログ通販会社フェリシモに約10年に在籍。1999年、33歳を機に故郷の綾部へUターン。2000年、「半農半X研究所」を設立。21世紀の生き方、暮らし方として、「半農半X(エックス=天職)」コンセプトを20年前から提唱。著書に『半農半Xという生き方【決定版】』など。半農半X本は翻訳され、台湾、中国、韓国でも発売され、海外講演もおこなう。若い世代のX応援のために、コンセプトスクールや半農半Xデザインスクール、綾部ローカルビジネスデザイン研究所、スモールビジネス女性起業塾(京都府北部対象)もおこなう。半農半X研究所代表、福知山公立大学地域経営学部特任准教授、総務省地域力創造アドバイザー。1965年、京都府綾部市生まれ、同市在住。

塩見直紀 半農半Xという生き方.jpg

課題図書

3/2 土曜日
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居場所としてのまち

(津波から復興)

瀬尾夏美(せお・なつみ)

​2011年、東日本大震災のボランティア活動を契機に、映像作家の小森はるかとの共同制作を開始。2012年から3年間、岩手県陸前高田市で暮らしながら、対話の場づくりや作品製作を行う。2015年には、宮城県仙台市で、土地との協働を通した記録活動をする一般社団法人NOOK(のおく)を立ち上げる。現在も陸前高田での作品製作を軸にしながら、”語れなさ”をテーマに各地を旅し、物語を書いている。主な展覧会に「クリテリオム91」(水戸芸術館、茨城、2015年)、ヨコハマトリエンナーレ2017(横浜美術館・横浜赤レンガ倉庫、神奈川、2017年)など。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修士課程修了。1988年、東京都足立区生まれ、宮城県仙台市在住。

瀬尾夏美 あわいゆくころ:陸前高田、震災後を生きる.jpg

課題図書

3/6 水曜日
バイオリニスト

「復興、誰のための?」

永田素彦(ながた・もとひこ)

東日本大震災の被災地である岩手県野田村をフィールドに、チーム北リアスというボランティア・ネットワークを立ち上げ、その一員として復興支援活動に関わりながら、中長期的なコミュニティ復興支援の実践研究に取り組む。研究フィールド(現場)に赴き、そのフィールドをよくするために、フィールドの当事者と一緒に考え行動しながら、新たな知識を紡ぎ出してメッセージとして発信する社会心理学の立場から研究を行う。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。同研究科修了(人間・環境学博士)。1969年、宮城県生まれ。

塩崎賢明 復興〈災害〉:阪神・淡路大震災と東日本大震災.jpg

課題図書

3/16 土曜日
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宮津の今後について考えてみる

いなば工房(いなばこうぼう)

京都工芸繊維大学大学院で建築学を選考している学生で構成され、宮津で活動している学生団体。宮津新浜地区において、宮津武田病院や宮津高校、地域の方々と協力し、イベント企画を行いながら「いなば」という町家の利用方法、改修計画を行う。2018年は、宮津武田病院と協力した「在宅看護のためのオムツ講座」や、クリスマス企画として演奏会、「宮津高校美術部ギャラリー」などを行う。地域の為に空き家である町家をどう扱うべきかという課題に建築を学ぶ立場から取り組んでいます。里見典昭(都市史)、全景慈、三木裕介、吉川紳(建築計画)の4人がトーク予定。

山浦晴男 地域再生入門:寄りあいワークショップの力.jpg

課題図書

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